農地は遺産分割できますか 相続登記・遺産分割 農地も土地という財産と同じですから遺産分割はできます。 しかも、通常の農地の譲渡と異なり、相続による農地の移転、遺産分割による農地所有権の移転について知事の許可は不要です。 但し、農業基本法16条で農地の零細化は好ましく […] 続きを読む
遺留分の放棄はできますか? 相続登記・遺産分割 遺留分は相続か開始した後であれば放棄できます。逆に、相続が始まるまで放棄は出来ない事になっています。 ただし、相続開始前に遺留分を放棄するには家庭裁判所の許可が必要となります。 よく聞かれる事に、「相続人の1人が遺留分を […] 続きを読む
債務は遺産分割できますか 相続登記・遺産分割 債権についての相続と同様に債務も相続できますが、これは法定相続に応じて、各相続人が負担する事となります。 つまり、特定の1人が債務を全て相続・・・は出来ません。 言い換えると、遺産分割協議の対象にはならないという事になり […] 続きを読む
マンションの賃料も遺産分割の対象となりますか? 相続登記・遺産分割 相続開始後、遺産分割までに相続財産から発生した賃料は、相続財産ではありません。 しかし、共同相続人の間で合意が出来れば、遺産と一緒に遺産分割の対象とすることが出来ます。 尚、この場合、遺産分割協議書を作成し、相続人全員で […] 続きを読む
遺産分割がうまくいかないと、どうなりますか 相続登記・遺産分割 相続が始まって、相続財産をどう分けるかは、相続人同士の話し合いでまとまれば、遺産分割協議書を作成し、それに従って、分けていきます。例えば不動産の相続による名義変更にはこの、遺産分割協議書が必要となります。 ところが残念な […] 続きを読む
痴呆と遺産分割協議書 相続登記・遺産分割 相続が始まると、不動産の名義変更など、遺産分割協議書が必要となる場合があります。 もし、相続人の中に痴呆の方(多くの場合祖父母や両親などですが・・・)が居た場合、遺産分割協議書が作成できるかどうか問題となります。 残念な […] 続きを読む
寄与分がある場合の相続財産の分け方について 相続登記・遺産分割 寄与分については相続基礎をご覧いただければと思いますが、相続の相談でよく話題となるのは寄与分がある場合の遺産分割です。 寄与分の計算が一番大事な点となりますが、解りやすい寄与分としては 1 事業が傾いた際に援助した 2 […] 続きを読む
子供が受取人の生命保険金も遺産分割の対象ですか 相続登記・遺産分割 父が亡くなり、生命保険の受取人が私になっていました。 しかし、別の兄弟から、生命保険金も平等に分けるべきだと、言われました。生命保険金も遺産分割しないといけないのでしょうか? 特定の人が保険金の受取人と指定されている場合 […] 続きを読む
香典や遺骨も遺産分割の対象か? 相続登記・遺産分割 父の葬儀で、長男である私が喪主と成りましたが、弟が、香典や、父の遺骨、お墓や位牌、仏壇まで自分にも相続権があると主張しますが、これらも遺産分割の対象となるのでしょうか? まず、香典は一般的には喪主の負担を軽くすると言う相 […] 続きを読む
「相続人の廃除」あれば遺産を渡さなくても済みますか 相続登記・遺産分割 法定相続人に対して、遺産を承継させないためには、「相続人の廃除」は有効な手段であると思います。 しかし、相続人の廃除は、家庭裁判所の審査が必要で、相続人の廃除は簡単に認められるものではなく、認められるためには、相続人に当 […] 続きを読む
夫の兄弟と私が相続人ですが、その相続人の所在が不明 相続登記・遺産分割 ご主人のご両親が結婚された時の戸籍を取得してください。戸籍は本籍を代わる毎に作成されますので、現在の本籍地が出生された本籍地でなければ、本籍地が代わる前の本籍地へ戸籍を請求する事となります。 ご主人のご両親が結婚された時 […] 続きを読む
独身の姉(87歳)が亡くなりました私が姉の相続人です。姉の財産の所在がわからない 相続登記・遺産分割 財産のうち、不動産はお姉様のお住まいの市区町村で名寄せ帳を請求する事で判明します。 ただし、お住まい以外の地域の不動産をお持ちの場合は、固定資産税の納税通知書などがないと、かなり難しくなります。 預貯金については、遺品か […] 続きを読む
相続が開始し、名義変更となれば、様々なところで戸籍謄本が請求されます。1通750円もしますが、それぞれ原本が必要なのでしょうか 相続登記・遺産分割 戸籍謄本は使い回しが出来ます。例えば銀行などではコピーを取って原本を返してくれますし、法務局へ名義変更する際も、原本還付請求によって返してもらえます。 ただし、銀行の職員がコピーする場合など、他の方へコピーを依頼する際は […] 続きを読む
父が亡くなりましたが、父の不動産は、父の祖父の名義のままです。この場合の名義変更はどうすれば宜しいでしょうか 相続登記・遺産分割 意外と多く見かける事例です。 基本的には祖父から、父又は母へ、そして、そのお子さまへという2つの流れとなります。 そのため、遺産分割協議書の書き方に工夫が必要となります。 この場合、被相続人が祖父と父の2名となりますので […] 続きを読む
遺産分割協議の注意点(争続をさけるポイント) 相続登記・遺産分割 相続をスムーズに進めるためには3つポイントがあります。 1 節税 2 納税 3 争続対策 1は出来るだけ親→子→孫と財産の保全が大切です。 2の納税は人口の5%程度しか関係しませんが、資産がある場合は納税資金の確保が大切 […] 続きを読む
相続による銀行預金の解約は大変ですか 相続登記・遺産分割 遺産分割の際、銀行など金融機関の解約の手続きがあります。 経験された事のある方はおわかりと思いますが、本当に面倒な作業です。 特に遺言書もなく、相続人の一人が代表で解約し、口座へ振り込む手続きをする場合、 1 戸籍唐本( […] 続きを読む
債権は遺産分割できますか? 相続登記・遺産分割 もちろん、遺産分割は出来ます。 ただし、これは債権譲渡と同じ意味を持つことから、対抗要件が必要となります。 対抗要件というのは、他の人に対し、主張できるようにするものですが、それは、 1 債務者に対する通知 2 債務者の […] 続きを読む
遺産分割協議書が作成出来ない場合 相続登記・遺産分割 遺産分割協議書には、相続人全員(財産を貰う人も貰わない人も)の押印が必要となります。 ところが、相続人が全国に分散している場合、遺産分割協議書への押印は、かなり困難となります。たとえば、相続人が5人いて、郵送して全員の押 […] 続きを読む
特定の相続人へ財産が相続されないようにするには 相続登記・遺産分割 残念ながら遺留分という制度がありますので、特別な事情がない限り難しいと思われます。特別な場合というのは 1. 相続人廃除2. 相続欠格者 です。相続人廃除は、自分に対し著しい非行、例えば虐待などあった場合、家庭裁判所 […] 続きを読む
亡くなる前に、友人から自分のお金を自分の子供へ全て渡して欲しいと言って、通帳を預かりました 相続登記・遺産分割 亡くなる前に、友人から自分のお金を自分の子供へ全て渡して欲しいと言って、通帳を預かりました。言われたとおりに、亡くなった方のお子様に通帳をあげていいですか? この場合、お子様へ通帳を渡すところまでは問題ありませんが、これ […] 続きを読む