戸籍謄本は使い回しが出来ます。例えば銀行などではコピーを取って原本を返してくれますし、法務局へ名義変更する際も、原本還付請求によって返してもらえます。

ただし、銀行の職員がコピーする場合など、他の方へコピーを依頼する際は注意が必要です。

戸籍謄本が複数ある場合、ホッチキスで留めてありますが、銀行職員が、このホッチキスを外して、コピーする場合や、ホッチキスを留めたまま、自動でコピーして破いてしまう事が多くあります。

法務局ではホッチキスは留めたままの状態が原本ですので、再度、留めても原本と認めるがどうかわかりません。

また、言うまでもなく、肝心なところが破れてしまうと、戸籍謄本の再取得を要求する場合もあります。

そのため、ご自身でコピーする場合も、依頼される場合もホッチキスは外さないようにお願いします。

一方、戸籍の有効期限について、質問を受ける事があります。

これは現在戸籍以外は、古くても大丈夫です。なぜなら過去は変わらないからです。

但し、電算化された後の戸籍を求められる場合もありますので、その場合は、その理由を聞いて、柔軟に対応すると良いと思います。

事務所では相続関係図の作成などの場合、職権で、戸籍の請求が出来ますので、戸籍の取得が面倒な場合はご利用ください。

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