遺産分割の際、銀行など金融機関の解約の手続きがあります。
経験された事のある方はおわかりと思いますが、本当に面倒な作業です。
特に遺言書もなく、相続人の一人が代表で解約し、口座へ振り込む手続きをする場合、
1 戸籍唐本(亡くなられた方の出生から死亡までの戸籍)を取得するにもまず、いくつもの障壁があります。
2 相続人全員の印鑑証明書
3 各銀行所定の用紙へ記入と押印 (1枚の用紙に相続人全員の押印が必要なので、遠方にお住まいの相続人へ郵送などで大変です)
だいたい、この段階でため息がでますね。更にここから、各銀行によって変わってきます
4 死亡届 某銀行以外は不要
5 カード廃止届 銀行によっては所定の用紙へ記入
6 念書(通帳など見あたらない場合)銀行によって異なる
また、印鑑証明書の期限も通常3ヶ月ですが、信託銀行の中では6ヶ月もあります。
そして、最後のとどめ??があります。
○○銀行は定期預金だけ・・・と思っていたのに、調べると、外貨預金や投信があった・・・・・
銀行によっては、相談の際に複数の通帳や外貨預金など口座がないかを調べてくれますが、忙しい?ので後から後から・・・なんて、結構、面倒な事は多いものです。
関連するページ
