意外と多い質問です。
遺言書を書いてと言って「財産目当て」と、あらぬ疑いをかけられて困ったという話を聞いた事もあります。
この問題は、とても難しいと思っています。
先ず、高齢になれば何事も面倒に思えてきますし、そもそも、御自身は、「困らない」のです。
子供や親戚が相続で大変な事になる・・・と解っていても、それは、財産を遺す方の意志ですので、その方が書かない以上、書けないのです。
ご本人も頭では理解しているのですが、なかなか行動に移せないが実態のように思います。
そのうち・・・と言っている間に身体が問題で先延ばしとなり、認知症などで書けない状態になった事ありました。
残念ながら対応はありません。ご本人が、その気になる以外方法ありませんが、事務所では遺言書セミナーなど随時開催しておりますので、こういったセミナーへの参加を勧めるのも1つの方法ではないでしょうか。あるいは、思い切って、お手紙を書いてみてはいかがでしょうか?事務所ではお手紙の代筆も行っています。