相続覚書|八王子の相続遺言プロ事務所

八王子の相続の業務で得た備忘録ブログです。

「相続」の記事一覧

もけない相続は正しい

相続で、揉めて、悩んでいる方が、いらっしゃいます。 この場合、親戚の方を間に挟んだり、弁護士や、家庭裁判所を使って和解や調停、訴訟という形で解決される場合が多いようです。 仕事の範囲として、もめる話をお聞きする事はありま […]

相続手続き費用の闇

相続は、お葬式と同じように人生に何度も経験するものではありません。 そのため、この手の費用は、これまで良く分かりませんでした。 しかしながら、葬儀のほうは、ネット上でもかなり競争があって、葬儀する方の意向で、贅沢だろうと […]

名義変更されていない不動産

相続登記のご依頼を受けてから、対象となる不動産の登記簿見ると、過去の相続による名義変更を行っていない・・・というケースが意外に多くあります。 この場合、形としては2つの登記を行う事となります。 1 先代からの不動産を今回 […]

離婚の際に考える子供の相続

少ないようでいて、毎年のように離婚がらみの相続相続があります。 離婚すると、夫婦関係は他人となりますので、夫、又は妻が亡くなっても相続権はありません。 けれど、子供には、当然に相続する権利があります。 当たり前ですが、離 […]

アパートの連帯保証人の相続

借金の連帯保証人となって、大変な思いをする・・話は、芸能記事などにもあります。確かにお金を借りる際に、その保証人になる・・・というのは、法的には、連帯保証人がお金を借りる事と同じですから、そう簡単には、いわゆる判子を押す […]

再転相続人の相続放棄

相続放棄の業務において、実務としては、滅多にない事ですが、その滅多にない事も時々発生します。 例えば、「本人」・・・・「父」・・・・「祖父」の関係において、 祖父が大きな借金を残して亡くなった場合、父は、借金の支払いを逃 […]

認知症と遺産相続

相続手続は、そもそも、手続であり、確かに面倒な事であっても、手順に従って行えば、時間と手間をかければ、なんとかなるものです。 ところが、相続人の中に認知症の方がいらっしゃる場合、問題となってきます。 事前に遺言書を作成し […]

改ざんされた遺言書

遺言書が改ざんされた場合、「改ざん部分」は遺言書の意思に基づかないので、無効となります。 では、改ざん部分以外、または改ざん前の遺言書については、もともとの遺言者によって、有効に作成された遺言である場合、その内容が実現で […]

遺言書の開封の誤解

封印された遺言書の開封は家庭裁判所で行う事となっています。 では、封印されていない遺言書はどうなるのでしょうか? 遺言書は必ず、封筒に入っている・・・とは限りません。 紙1枚でも、法的要件が整っていれば、立派な遺言書です […]

角膜や肝臓を遺言で提供する

最近は臓器提供意思表示カードなどを利用して、死後、ご自分の臓器を提供出来るようになりました。 そのため、一見、遺言でも提供出来る・・と誤解される方もいるようですが、実は法律的な拘束力はありません。もちろん、遺言に遺志とし […]

相続人の範囲

基本的な事ですが、案外、質問が多いところでなので、記します。 最初に考える事は「法定相続人」と「代襲相続人」 法定相続人は、亡くなった人の子と配偶者。もちろん、養子がいれば、養子も相続人です。さらに、「養子に出た子」も相 […]

遺産分割協議と相続放棄

自分は相続放棄するから、遺産分割協議には一切、関与しない・・・ と言う方が居ます。 実務をやっていて感じる事は、「放棄」という手続きは、関与しない・・程度に応じて、手続きが面倒になります。 放棄する・・事は結構、大変なん […]

受刑者の遺言

受刑者の遺言は?? 個人的に疑問に思い、調べました。 結論としては、2つの遺言書が可能です。 1 自筆証書遺言 2 一般隔絶地遺言 自筆証書遺言は、今更、書く事もないですが、>> 遺言書について 気になるのは […]

相続税が悩ましい

来年から相続税の基礎控除が上がりますが、今でも「税金がかかるか、否か」の相続財産の方にはとっても悩ましいものです。 相続税の申告は基本的に「行う」事になっていますので、そもそも、相続税とのボーダーラインで申告しようか、迷 […]

生命保険契約と受取人

遺言書を作成する際も、そして、実際に相続が発生した際も、保険金の受取について、よく質問を受けます。 保険は、保険法が適用され、つまり、他の財産とは少し毛色が違う・・・と思っていただければ理解が早いと思います。 そもそも、 […]