相続財産である預貯金の解約をします。

銀行員の方の(失礼ながら)レベルというのは様々ですが、それでも上司の方へ何度も聞きながら作業が進めば、こちらとしては、問題ありません。

ところが、「検認済みの自筆証書遺言」でやられました。

過去、新人の銀行員の方でも、研修の方でも、もちろん、ベテランの方も、遺言書の検認証明書のホッチキスを外す事はありませんでした。

なぜなら検認済みの自筆証書遺言で一番大事なところは契印がある事だからです。つまり、フォッチキスを外してコピーする行為はありえないのです。

ところが、先日、外資系銀行でやられてしまいました。

しかも、再度、ホッチキスで留める際も何も考えていないので、割印が100%ずれて留めてしまったのです。

外人?いえいいえ、名前からは日本人ですし、日本語もナチュラルです。

指摘すると・・

外して留め直せば良いと思ったのでしょうか。ところが、乱暴に・・・なので思わず声を上げて止めさせました。

半個室のブースの中で、上座に座った、肩書は「バンカー」の方ですから契約についてはプロのはずです。

コピーされた書面を見ると、契印を含めたコピーの意識がなかった証拠に、印が半分のコピーでした。

やりきれない思いで後処理について対応中です。上司は・・・と聞くと、夏期休暇・・との事でした。

一事が万事とは言いたくありませんが、日本の金融機関のほうが、仕事はしやすいな・・と思います。

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