Year: 2013年
相続不動産の評価について
遺産相続の際、当然に相続財産の評価が必要となりますが、不動産の評価には難しいものがあります。 正確な価格を知るのであれば不動産鑑定士による評価となりますが、当然、それなりの費用も発生します。 そもそも、遺産分割は相続人全 […]
形見分けでもらったものは財産?
いわゆる形見分けで、亡くなった父の骨董品をもらうことにした・・・・ これは相続財産になるか? という質問がありました。 いわゆる相続財産の「処分」に該当するか否かの問題となります。 親子、夫婦間での形見分けは一般に「処分 […]
婚外子の相続差別、最高裁で違憲決定について
最高裁判所が、民法900条4号ただし書の規定のうち、嫡出でない子の相続分を嫡出子の相続分の2分の1とする部分は、遅くとも平成13年7月当時(被相続人の死亡時)憲法14条1項に違反していたと判断しました(平成24年(ク)第 […]
相続手続をする前の話
相続手続きと言えば、相続が始まった後の手続きの事です。 相続手続には様々なものがあります。例えば 1 不動産の名義変更 2 金融機関の解約変更(銀行や証券会社など) 3 相続税申請 もちろん、これらの手続きは、相続人でも […]
相続税の立替サービスとは
相続税を建て替えて貰えるサービスは、まあ、便利なものですが、冷静になって考えると違和感を持ちます。 先ずは、その記事を引用しますと・・ 相続の立て替え融資サービスを開始 ・・・住友不動産販売2013年08月15日不動産の […]
葬儀費用は相続財産から?
よくある質問が葬儀費用は相続財産の中から払えばよいのでしょうか? というものです。 おそらく、相続人の中で一人又は複数の方が出し合って、支払をしたものと思いますが、その請求が相続財産から捻出出来るか?というものです。 法 […]
70歳以上の平均資産6000万円とは
平成27年1月1日(一部は平成26年から)の相続税が改正されますが、そのセミナーで出てきたデータ(政府基礎問題検討小委員会)の中で 1 高齢者世帯の資産残高(70歳以上・・2名以上)の資産は全世帯平均の1.5倍 2 70 […]
エンディングノートセミナー
昨日、みのり会主催の相続セミナー(於 こすもす斎場)にお呼び戴き、講師を勤めました。 事務所ではエンディングノートを用意し、参加者へ配布しました。 書店に行けばエンディングノートは沢山、販売されておりますが、悪いとは決し […]
自筆証書遺言の検認証明書を外す銀行員
相続財産である預貯金の解約をします。 銀行員の方の(失礼ながら)レベルというのは様々ですが、それでも上司の方へ何度も聞きながら作業が進めば、こちらとしては、問題ありません。 ところが、「検認済みの自筆証書遺言」でやられま […]
為家(藤原定家の二男)と相続トラブル
親友のブログから(詳細はこちらをご覧ください)。枠内はやまとうたblogからの引用です。 定家の二男。母は内大臣藤原実宗女。因子の同母弟。子には為氏(二条家の祖)・為教(京極家の祖)・為相(冷泉家の祖)・為守、為子(九条 […]
実印と印鑑証明書3通持ってきて・・
相変わらずご相談の中で多いのが、「実印と印鑑証明書3通持ってきて・・」と言われたのですが・・というものです。 なかには、遺産分割協議書が送られてきて、ここに実印で判子を押して、印鑑証明書を3通同封して送り返してください・ […]
検認された自筆証書遺言の取扱が異なる信用金庫
金融機関はそれなりの社の規定があると思うのですが、検認済の自筆証書遺言の扱いが異なる経験は初めてでした。 担当者がただ、「ダメ」というだけで理由の説明を拒むので、自分の勉強のため?と拝み倒して相続の担当者(この担当者と話 […]