公正証書遺言は絶対に守る必要がありますか?

済んでしまった事なのでとりたてて言う必要はないのですが……と僕は前置きして話しをしました。

済んでしまった話とは、こんなことです。

ある親子間で、相続が始まった。
その時点で、公正証書遺言が残されており、それに従って、長男が全ての財産を受け取った。
けれど、この長男、お金に全く困っていなかった、はっきり言えば、長者樣クラス。
そこで、長男は相続財産を受け取ってから、他の兄弟、3人へ全て渡してしまう事にした。
兄弟に不満があるわけでもないし、相続が争続になったわけでもない。
だから、長男は公正証書が絶対なので、一旦、貰う事した。そして、兄弟へ渡した。

しかし、そのお金を兄弟へ渡すと、贈与という事で税金で半分もっていかれた事に、納得がいかない様子。

税務署は相続と解っているのになぜ……という事らしい。

実は、公正証書があっても、相続人の話合いで分け方は変更可能であり、話し合いの結果をキチンと遺産分割協議書にして、それに従って分ければ税金も相続税扱いとして、相続人が4人なら5400万円(3000万円+600万円×4)まで税金が控除されるのです。

……と今更、言っても仕方ないことなのですが。

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