遺言の基本は内容整理

遺言書は、自分の財産を、自分が亡くなった後、どうするかを記載するものですが、事務所で心がける事の一つとして、内容の整理があります。

こんな事を言うと、「複雑な遺言内容を法的に的確に書くのが仕事じゃないの?」

と思われるかもしれませんが、やむを得ない場合を除き、遺言書は出来るだけ、その実施を想定して、可能な限りシンプルにする事に努めています。

よく、遺言者の気持ちを大切に、思いのたけを遺言書に書く・・・のが良いと考える方もいますが、その先に、遺言書に従って実行する相続人・・を思い浮かべては・・とアドバイスする事があります。

遺言書は文章です。法的に正しい・・と言っても、よく読まないと、理解できないような複雑な遺言書では、相続人によって「解釈」が異なります。

「だから、専門家に頼んでいるわけで・・・」となるのですが、普通の状態ならば、普通に理解できる事でも、相続人の立場で、ちょっと、精神的に不安定な状態では、内容を、なぜか誤読や曲解する事があります。

これは、誤読する人が悪い・・と一概に言えない面もあります。相続という事で、特に利害関係が発生すると、普通の状態なら普通に理解できる事でも違ってきます。高齢になると、頑固になるケースも多く、もはや、誤読と分かっても引っ込みがつかない・・つまり修正できなくなり、せっかく遺言書で対策した相続が、問題となる事もあります。

この場合、法的に問題ないように、しかも、遺留分も法定よりも少し多めにして、遺言書を作成したにも関わらず、調停の場までもって行かざるを得ない場合も発生します。

もちろん、執行者を指定してなど、最善の対策は行いますが、法律上は問題なくとも、誤読した方にとっては、なぜか本来は生まれるはずのない「遺恨」が残ってしまいます。

法的に問題のない遺言書を作成する事は当然ですが、その先に、誰でも分かりやすい内容にする事が大切で、その為に、先ずは、遺言内容を整理する事をお勧めしております。

事務所では、58000円の公正証書遺言作成サポートをおこなっています。先ずは、無料相談で、内容を整理した遺言など、先を見据えた遺言についてご相談ください。

 

 

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