相変わらずご相談の中で多いのが、「実印と印鑑証明書3通持ってきて・・」と言われたのですが・・というものです。

なかには、遺産分割協議書が送られてきて、ここに実印で判子を押して、印鑑証明書を3通同封して送り返してください・・・

というのもありました。

お葬式の際などで、手続きについては、後で連絡するから・・等々言われたそうですが、連絡を受けた相続人の方は驚いてしまいます。

たいがい、受け取る相続人は、代襲相続(本来の相続人が亡くなっており、そのお子さまが相続人)である場合や、兄弟でも疎遠になっている弟や妹のケースが多いようです。

昔ながらの考えで長男が全て財産を引き継ぐとか、お墓や土地を守るのだから当然と・・また、年長者である自分が言えば言うことを聞く・・・と思われている場合が多いようです。

それぞれの家には事情がありますが、時々思うのは、こういった連絡を受けた相続人の心情を少しは配慮してはどうか・・です。

相続の背景、相続財産の詳細をお知らせした上、お願いするほうが話がスムーズに進みます。

長男がお墓を守って家を・・と言っても、長女が親の面倒を見て、それなりに家族への負担があった場合、長男から全財産もらうよ・・と言われると、釈然としない面もあるでしょう。

事務所では、このような場合の「連絡をする立場」と「連絡された立場」のどちらからのご相談も承っております。

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