相続手続きの費用、透明性は十分ですか?~定額制のすすめ~
相続手続きは、お葬式と同じように人生で何度も経験するものではありません。そのため、多くの方にとって、その費用がどの程度かかるのか、分かりにくい部分が多いのが現状です。
特に葬儀費用は、近年ネット上での価格競争が進み、贅沢なものから質素なものまで選べる時代になりました。しかし、相続手続き費用については、依然として不透明な部分が多く、「相続財産の金額に応じて報酬が決まる」という仕組みが一般的です。
相続手続きの報酬体系の現状
相続手続き費用が財産額に応じた「パーセンテージ報酬」で決まるのは、不動産仲介と似た仕組みです。たとえば、財産額の1%~5%が報酬として設定されることが多く、一見合理的に見えるかもしれません。しかし、実際には同じ手間や作業内容でも、財産額に応じて報酬が大きく変わるため、不公平感が残るケースが少なくありません。
例1:預貯金解約に10%の報酬
あるお客様が弁護士に預貯金の解約を依頼した際、預貯金額1,000万円に対して10%(100万円)の報酬を請求されました。しかし、弁護士の作業内容は、相続人全員の署名押印を集め、銀行の所定用紙に署名したのみ。特別なスキルや複雑な作業が必要だったわけではなく、「誰でもできる」手続きだったのです。
例2:財産の3%で相続手続き
別のケースでは、相続財産3,000万円のうち、相続登記と銀行預金1行の解約を3%(90万円)の報酬で依頼されました。同じ作業内容で財産が1,000万円の場合は30万円で済む計算になりますが、この「差額」の合理性はどこにあるのでしょうか?
定額制がもたらす透明性と安心感
相続手続きは、複雑な裁判や争いが絡まない限り、手続きの流れや必要書類が明確です。そのため、財産額に関係なく、同じ作業に対して同じ報酬を設定する「定額制」が理にかなっています。
弊事務所では、この問題に着目し、以下の価格設定を行っています:
- 相続登記+預貯金解約(1行)セットで85,000円(税込)
- 財産額や手続きの複雑さに関わらず、透明性の高い定額料金
定額制のメリット
定額制は、以下のようなメリットをもたらします:
- 費用が明確:報酬が財産額に左右されないため、安心して依頼できる
- 依頼のハードルが低い:高額な手数料を心配する必要がない
- トラブル回避:手続きに必要な書類が揃えば、スムーズに完了
まとめ~相続手続きは透明性の時代へ~
相続手続き費用の不透明さは、多くの方が抱える不安の一つです。しかし、定額制の導入によって、この問題を解消し、誰もが納得できる相続手続きを提供することが可能です。
弊事務所では、相続登記や預貯金解約などの手続きを定額でサポートしております。まずは無料相談をご利用いただき、透明性の高いサービスで安心の相続手続きをお任せください。
相続手続きは、「贅沢」でも「質素」でもなく、必要な手続きを効率的に、合理的な価格で進める時代へと変わりつつあります。その第一歩を、ぜひ弊事務所と一緒に踏み出してみませんか?