よくある質問の中で「死亡保険金の請求はどうすればいいか?」
が、あります。
順を追って説明すると、先ずは、故人が被保険者となっている保険証券のチェックです。
証券が見当たらない場合は、通帳からの引き落としなども参考にして確認します。
もちろん、死亡保険以外の、医療保険で受け取るものがないかの確認も同じようにします。
保険会社が判明したら、保険会社へ電話します。その場合は、保険証番号などを伝え、「死亡保険金支払い請求書」などを郵送するように依頼します。
その請求書に従って、請求しますが、その際の必要書類として一般的には
1 保険会社への請求書
2 保険証券
3 死亡診断書
4 被保険者の除籍謄本
5 受取人の戸籍謄本
6 受取人の印鑑証明書
7 契約印・・受取人の実印で行う場合が多い
などがあります。
上記は保険会社で異なりますので、必ず保険会社へ確認してください。
なお、死亡保険金の受取人が指定されていない場合、相続人が受け取る事になりますが、法定相続とは限りませんので、注意してください。
また、住宅ローンを借りている場合は、団体信用生命保険に加入されている事が多いと思いますが、借入先の金融機関へ連絡し、ご自宅など不動産の抵当権の抹消を行いましょう。
ところで、保険金は請求手続きをしなければ受け取れません。加入する際は、熱心かもしれませんが、支払いは、こちらからアクションを起こさないと何も始まりません。それどころか、2年以内などの時効がありますので、注意が必要です。