以前、検認済み自筆証書遺言をコピーする際に、外資系銀行員からホッチキスを外してコピーされました・・
当時の記事はこちら
さすがに大手都市銀行だけの事はあり、他の行員や担当課長まで来て、お詫びされた上で今後の対応の話をしました。
この辺りは、以前の高圧的なバンカーとは違って良かったのですが・・
さすがに2回目なので、自分なりに反省しました。
つまり、
1 「自筆証書遺言の検認」の意味を「知らない銀行員がいる」
2 検認証書のホッチキスを外さないように何度も声をかける
3 相手がプロだから・・と安心してはいけない。
まさに、備忘録ですね。
実は問題が発生する1時間半前・・
小生は担当者に書類を渡して1時間待たされので(依頼した時はお客は0)、心配になって担当者に声をかけました。
「大変失礼な事を聞いて恐縮ですが、相続手続は行った事ありますか?」と、
担当者は
「いつもやってもやってます!」
と語気を荒げたので、
「1時間もかかりますか?」
と聞いたところ、
「調査が必要なんです・・・」
でも、1時間も何を調査するのかな・・・不思議だったのですが・・それ以上は聞きませんでした。
実は、遠目で、事務所の中でも担当者の動きを見ていたのですが、いろんな方に質問しながら仕事をしている様子・・
結局、ベテランの方に代わって、手続きが開始されたのですが・・・上記の不始末が発覚した次第・・
担当者はその後、出てきませんでしたが・・・・マニュアル上、出てこない事になっているかもしれません。
戸籍謄本はホッチキスを外しても、問題ありません。間違って破れても、(そりゃ困りますが、)市役所へ依頼すれば発行して貰えます。けれど、自筆証書遺言は・・再発行は出来ませんから・・・
ちなみに、その担当者は、相続手続の営業を行う方のようでしたが・・どうなっているのでしょうか・・・
大きな組織にはいろんな人が居ますから・・レアケースと信じたいものです。
今後は、「ホッチキスは外さないでね・・」と必ず声を掛ける事が大切です。
それにしても、ホッチキスを外した後、いつもの事なのでしょう・・・例によって無造作に書類をそろえてホッチキスを留めたものですから、契印が大きく外れて・・・・お客様へお詫びするのは、当然とはいえ、その後の手続きでどれだけ説明等々苦労しことか・・・・これを繰り返す自分に深く、さらに深く反省しました。