原野商法と相続登記

相続が始まって、故人の所有不動産を見ると、自宅の他に、北海道の土地や那須の土地などを見かける事があります。

これまで、年に数回程度は見ていましたが、今年になって少し、多くなってきた感じがします。

相続人の方の反応は 「え!北海道に土地もっていた・・・の」

とか、ご存じの方は

「価値ありますか・・」「売ったらいくらになりますか・・」

などです。

地番などから測量図やネット経由でで航空図を見ると、辺り一面原野・・・

地図上では道もありません。

たいがい、いや、ほとんど全てですが、固定資産税が発生するような評価もありませんし、登録免許税は1000円が相場?です。

なかには、「登記止めて、ほったらかしにします・・・」という方もいらっしゃいます。

登記手続きは他の不動産の一緒にやるので、事務所では

「権利関係が複雑になりますので、登記されたほうが・・」

とお勧めしています。

ところが、問題は「・・・・・だれが貰う??」

不動産は大切な財産ですが、原野商法の土地だけは、誰も貰いたがらないのが実情です。

多くの場合は、例えば長男が家を継いで、不動産も所得する事にしたから、「抱き合わせで・・・」

となります。

ちなみに、売ろうと思っても「売れません!」から・・・

外国籍の方へはどうですか?と冗談を言う方もいますが、だれでも購入できるとはいえ、日本国籍の方へ売って欲しいのが人情と・・お答えしてますが。

実際、買う人はいないでしょうから、結果的には、子や孫へ相続して受け継がれる事になります。

それにしても、不動産を見ないで、測量図だけで買った時代があった事が忍ばれます。

繰り返しとなりますが、測量図などでキチンと区画整理されているから大丈夫ではありません。原野の中に測量した「部分」がある・・だけで、空から見ると、緑一色です。

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